「第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ」は「工芸が想像するもの」をテーマに、公募展と企画展で構成され、公募展では、時代とともに変化し拡がる工芸芸術を世界的視野で捉え、表現力と想像力に富む新しい工芸作品を紹介します。
世界に通用する伝統工芸品の一つ 金沢 つば甚 「鍔」 編集局イメージ
また企画展では、国立工芸館、石川県立美術館、金沢21世紀美術館の収蔵作品を一堂に集めるとともに、ロエベファンデーションクラフトプライズ2022の受賞作品を加え、多彩な表情を紹介します。
工芸の素材と技術の特徴が発揮された作品を鑑賞することで、想像される表現の拡がりや、新しい可能性をきっと、感じていただけることでしょう。
2022年「大賞」
田中里姫《楚々、憧憬》
1.大賞
田中里姫《楚々、憧憬》2022年
2.準大賞
津守秀憲《胎動 ’19-7》2019年
3.審査員特別賞
加藤貢介《Cadenza》2022年
Photo: Mizuno Naoki
4.審査員特別賞
豊海健太《Jewel Beetle 01》2021年
Photo: Okamura Kichirō
5.審査員特別賞
アネク・クライン《静寂と虚無から生まれる “ホワイトノイズ”》2020年
6.次世代賞
外山和洋《Biophilia; Celestial Shaped Vessel》2022年
Photo: Ichikawa Shin’ichi
7.次世代賞
井掛紗百合《Breath》2021年
金沢21世紀美術館
会期:2022年11月13日(日)‒11月30日(水) 10:00‒18:00 ※最終入場は閉場10分前
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B
会期中無休・入場無料
主催:
金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会
共催:
金沢市、金沢市工芸協会、(一社)金沢クラフトビジネス創造機構、国立工芸館*、石川県立美術館*、金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]*
*企画展を共催
特別協力:
北國新聞社
後援:
総務省、外務省、文化庁、石川県、金沢商工会議所、石川県伝統産業振興協議会、NHK金沢放送局、北陸放送、金沢美術工芸大学
公募展
2022金沢・世界工芸コンペティション
受賞・入選
2019 金沢・世界工芸コンペティション作品の一部
大 賞
田中里姫
準大賞
津守秀憲
審査員特別賞
加藤貢介, アネク・クライン, 豊海健太
次世代賞
井掛紗百合, 外山和洋
入 選
淺田浩道, 詹凱婷, 陳恂浪, 江郁航, アガタ・チェホムスカ, マテオ・クレマデス, 藤掛幸智, 藤田和, 謝毅弘, 井川彩子, 張慶南, 菊池俊治, キム・ヨンヒョン, 久野彩子, 草間喆雄, 馬高賢, 光本岳士, 望月美鶴, 籾山明子, 長井未来, 中井波花, 奈良祐希, 西川雅典, 野口健, 布下翔碁, 岡本昌子, 大谷佳那子, 邱嘉文, 饒舜, 坂井天心, 佐藤静恵, 瀬津純司, 志観寺愛, プンイサ・シンラパラツァミー, 惣田司, 高橋桃子, タカハシノリコ, 竹岡健輔, 舘正明, 富永一真, 上前功夫, 植松竹邑, セリーン・ファーゼン, 亘章吾, ロッテ・ヴェストファール, 王亞韋, 顔冬虹, 葉秀薇, 横山慎也, 曾祥軒, 張石臨
企画展
工芸が想像するもの
1.須田悦弘 《桔梗》 2020年
国立工芸館蔵 *クラウドファンディング
Photo: Ōya Takao
2.見附正康 《赤絵細描小紋茶盌》 2020年
国立工芸館蔵 *クラウドファンディング
Photo: Ōya Takao
3.二代砺波宗斎 《八重葎蒔絵小箪笥》 1981年
石川県立美術館蔵
4.金丸水明 《服飾 盛夏果実》 1980年
石川県立美術館蔵
5.マイケル・ブレナンド=ウッド 《心臓を破壊せよ》 1999年
金沢21世紀美術館蔵
Photo: Kioku Keizō
6.中村哲也 《ドラゴンホイール》 2005年
金沢21世紀美術館蔵
Photo: Saiki Taku
7.ダヘー・ジョン 《タイム・オブ・シンセリティ》 2022年
Courtesy of the Loewe Foundation
参加作家
国立工芸館
安藤源一郎, 三代畠春斎, 今泉毅, 津金日人夢, 松崎森平, 見附正康, 水口咲, 新里明士, 坂井直樹, 須田悦弘, 内田鋼一, 内田繁, 和田的
石川県立美術館
金丸水明, 小西啓介, 中川衛, 十代大樋長左衛門(陶冶斎), 高橋介州, 二代砺波宗斎
金沢21世紀美術館
マイケル・ブレナンド=ウッド, 伊藤孚, 上出惠悟, 桑田卓郎, 中村哲也
ロエベファンデーションクラフトプライズ2022
アンディル・ディヤルヴァーヌ, ダへー・ジョン, ユリア・オベマイア
イベント
金沢・世界工芸都市会議
本展のオープニングにあわせ、公募展授賞式のほか、公募展審査員やゲストらによるトークイベントを二部制で開催いたします。
日時:11 月13 日( 日) 13:30 ‒ 17:00(開場13:00)
会場:金沢21世紀美術館 シアター21 〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
定員:100 名(参加無料・先着順・要申込)
お問い合わせ・お申込
金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会 事務局
〒920-8577 石川県金沢市広坂1-1-1 金沢市クラフト政策推進課内
電話: 076-220-2373
E-mail: contact@kanazawa-kogeitriennale.com
新型コロナウイルス感染症の影響等により内容を変更する場合があります。
ご来場の際は、マスク着用、手指の消毒、検温、ソーシャルディスタンスの確保など、感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。
概要:
公募展授賞式 13:30 ‒ 13:50
トークセッション〔第一部〕14:00 ‒ 15:20
・テーマ
「これからの工芸を想像する」
・出 演
イゾベル・デニス、モニカ・ビンチク、チョ・ヘヨン、林曼麗、唐澤昌宏、青柳正規、
中川衛
トークセッション〔第二部〕15:30 ‒ 17:00
・テーマ
「工芸の未来 ~日常と非日常の向こうへ~」
・出 演
辻󠄀口博啓(パティシエ・ショコラティエ)、 山村慎哉(金沢美術工芸大学 教授)、
田中里姫(公募展大賞)、津守秀憲(公募展準大賞)、住吉美紀(フリーアナウンサー)
「第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ」開催日が近づいて参りました。
兼六園では美しい紅葉をご覧いただけます。是非ご参加ください。お待ち致しております。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会 事務局
〒920-8577 石川県金沢市広坂1-1-1 金沢市クラフト政策推進課内 電話:076-220-2373
公益社団法人 石川県観光連盟
〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 電話:076-201-8110
石川県名古屋観光物産案内所
〒460-0008 名古屋市中区栄4-16-36 久屋中日ビル3階 電話:052-261-6067
名古屋市役所
〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話:052-961-1111(代表)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
金沢21世紀美術館
ZIPANG-6 TOKIO 2020工芸王国・石川県 歴史や文化、芸術を満喫できる ワンデイトリップ 11月6日(日)モニターツアーを開催!
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/38332571
折り鶴をあしらった欄間や、室町時代の頃からの家伝の鍔を嵌め込んだ床の間の板など、 大正時代につくられたとは思えない斬新な意匠が随所に見られる鶴の間。
広縁の床材には江戸期に活躍した北前船の船底で使用されていた板を使用しており、気骨ある風格が漂います。 また、廊下側の襖絵は、つば甚を訪ねた若き歌人や画家が出世払いの御礼として描いた書や絵を銀箔ととも表具にしたものです。
ZIPANG TOKIO 2020「伝統を伝承して新しきをつくる『つば甚』館内編」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3897019
石川県九谷焼美術館 展示室
ZIPANG-4 TOKIO 2020 芸術を生み出した城下町大聖寺 ~加賀市の見どころ~
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7496079
兼六園に隣接して建てられている成巽閣と謁見の間 井波彫刻 欄間
加賀百万石前田家を象徴する謁見の間は公式の御対面所として使用されました。花鳥の欄間を境とし上段、下段18畳からなり、広間33畳へとつづきます。
上段の間は、正面に付書院と帳台構(武者窓)を対峙させた本格的な書院造となっており、天井は上段が折上格天井、下段は平の格天井、格縁は黒漆塗りとし、杉の鏡板を上段は柾目、下段は柾目と杢目を目違いに張られています。
材には色漆、壁は金砂子の貼壁、障子の腰板には花鳥の絵が施されるという華麗で瀟洒な造りを特色としています。遺された数少ない大名の書院建築の中において、さらに類例の無い奥方の御殿です。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 「金沢の歴史的風致と特別名勝 『兼六園』」
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7443318
現代の名工 卓越技能日本一 井波彫刻「野村清宝」
瑞泉寺の再建に端を発し,宮大工の鑿 (のみ)一丁から生まれた華麗にして豪壮な井波彫刻と,その木彫刻職人たちが造りあげたまち井波。彫刻工房と町家が軒を連ねる石畳の通りには、木槌の音が響き,木々の薫りが漂う。通りには至るところに七福神や十二支などの木彫刻が飾られ、まちはさながらに木彫刻の美術館のようです。
春には井波彫刻で飾られた曳山や屋台,獅子舞がまちを練り歩き,地域の安泰や五穀豊穣を祈ります。
地域の暮らしに根づく井波彫刻は,その高い技術力や芸術性を広く全国から認められ,今や日本の木彫刻文化の護り手となっているのです。
ZIPANG-2 TOKIO 2020~『日本遺産』井波彫刻とは~「木槌の音が響き、木々の薫りが漂うまち 井波(壱)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5076087
名古屋城本丸御殿の見事な井波彫刻 欄間
ZIPANG-2 TOKIO 2020 世界に誇る木彫ミュージアム 「木彫り彫刻の総本山『井波彫刻総合会館』のご案内(弐)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5080607
能登国国分寺跡~能登開門!~
能登国の誕生
能登立国以前の北陸地方は、「こしのくに」(古志国)と呼ばれていました。
こしのくには、日本海交易の地としてヤマト政権から重要視されていましたが、6世紀後半には高句麗の使節がこしのくにの海岸線に漂着し、さらには北方の蝦夷(えみし)との緊張感が高まったことからその役割は増大していきました。
七尾を拠点にして勢力を築いた有力豪族である能登臣(のとのおみ)は、古墳時代にヤマト政権から国造(くにのみやつこ)に任命され、その地方支配に貢献すると、養老2年(718)、能登国は越前国に属した能登半島の羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて、加賀国(弘仁14年・823)よりも100年余り早く立国しました。そして平成30年(2018)、能登は立国1300年を迎え今日に至り・・・
ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~ GW 能登開門!七尾 へ ~ 令和2年4月25日に和倉温泉お祭り会館がオープン!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7943478
※現在、1850件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/
最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
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