ZIPANG-6 TOKIO 2020【夜間公開史上初】大本山増上寺三解脱門(国指定重要文化財)建立400年記念特別公開・記念法要について



建立400年の増上寺三解脱門を
11年ぶりに特別公開・史上初の夜間公開・記念法要


ライトアップされた増上寺三解脱門


大本山増上寺(東京都港区)は、1622年に建立された国指定重要文化財・三解脱門の楼上を11年ぶりに特別公開しています。また、10月12日(水)から18日(火)までの間、建立以来400年で初めてとなる夜間公開を実施。ライトアップされ、夜の街並みに浮かび上がる朱色の三解脱門の中を見学することができます。さらに、10月15日(土)には建立400年を記念した法要を執り行います。



大本山増上寺三解脱門は1622年に建立されて以来、増上寺の顔として多くの人々に親しまれてきました。増上寺の諸堂宇のほとんどが災害や戦災により焼失しているなか、三解脱門は江戸初期から現存する貴重な国指定重要文化財です。東京都で最も古い木造建築の一つでもあります。


楼上には、都指定有形文化財の釈迦三尊像及び十六羅漢像等が祀られており、通常目に触れることのない由緒ある仏像を拝観できるほか、外に目を向ければ、江戸時代の人々が眺めたように門前の街並みを見渡すことができます。


11年ぶりの特別公開


増上寺三解脱門

本年2022年は三解脱門が建立されてから400年に当たることを記念し、平成23年以来11年ぶりに通常公開されていない三解脱門楼上を特別に公開しています。

拝観者には、三解脱門楼上に祀られている仏像の描かれた「釈迦三尊・十六羅漢カード」1枚を贈呈します。


❖ 【三解脱門特別公開】実施概要 ❖


期 間: 令和4年10月1日(土)~同年11月27日(日)     

   ※ 期間中火曜日は公開休止日となります。

時 間: 午前10時~午後4時30分(最終入場午後4時)

拝観方法: 三解脱門内にて拝観料をお納めいただき、楼上にお上がりいただきます。

拝観料: 大人1,000円 中高生500円 小学生以下無料 


楼上に祀られた仏像


釈迦三尊・十六羅漢カード


史上初の夜間公開


特別公開中は三解脱門がライトアップされており、夜の東京都心の街並みに朱色の三解脱門が浮かび上がる幻想的な光景をご覧いただけます。

とくに次の期間は、三解脱門建立以来初めてとなる夜間公開を実施いたします。夜間公開では日中とは趣の異なる三解脱門楼上の様子を拝観することができます。


❖ 【夜間公開】実施概要 ❖


期 間: 令和4年10月12日(水)~同年10月18日(火)

時 間: 午後5時30分~午後9時(最終入場午後8時45分)

拝観料: 大人1,500円 小学生以下無料


ライトアップされた増上寺三解脱門


落慶から400年の記念法要


遡ること400年前の1622年10月15日、三解脱門の完成につき落慶法要が執り行われたとの記録があります。

本年2022年10月15日はまさに落慶法要から400年となることから、同日、増上寺法主台下御親修のもと記念法要を奉修いたします。

❖ 大本山増上寺三解脱門建立400年記念法要 概要 ❖

日 時: 令和4年10月15日(土)午前11時

場 所: 三解脱門楼上


増上寺について


名 称:大本山増上寺

住 所:東京都港区芝公園4-7-35

代表者:小澤憲珠

設 立:浄土宗大本山、1393年に創建され江戸期に徳川将軍家の菩提寺として興隆。

    東京の中心で仏教や伝統文化を今に伝える。


増上寺は、浄土宗の七大本山の一つです。

酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人によって、江戸貝塚(現在の千代田区平河町付近)の地に、浄土宗正統根本念仏道場として創建されました。

その後、1470(文明2)年には勅願所に任ぜられるなど、増上寺は、関東における浄土宗教学の殿堂として宗門の発展に寄与してきました。


江戸時代から明治時代、昭和の増上寺

17世紀中頃の増上寺は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を越える学寮が甍ぶきの屋根を並べる、とても大きな寺でした。

当時は、3000人以上の学僧のお念仏が、全山に鳴り響いていたと言われています。

苦難の明治期と戦災を乗り越えた増上寺は、昭和49(1974)年に悲願の大殿再建を果たします。

それ以後も、次々と諸堂宇を完成させています。


平成の増上寺と、これからの役割

宗祖法然上人八百年御忌をお迎えするにあたって、平成21(2009)年には圓光大師堂と学寮を、平成22(2010)年には、安国殿を建立しました。

長い年月をかけて、境内諸堂宇が整い、復興が成った今こそ、増上寺は、法然上人の教えを弘め、念仏の根本道場として僧侶の育成に努めたいと考えています。

お念仏を唱え、浄土往生を願い、平和を求める。

その心を世界に発信していくことが、これからの増上寺の役割です。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


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アーカイブ リンク記事をご覧ください。


世界文化遺産 毛越寺浄土庭園


毛越寺 法灯会


毛越寺の由来

白鹿伝説

寺伝によると嘉祥3年(850)慈覚大師が東北巡遊のおり、 この地にさしかかると、一面霧に覆われ、一歩も前に進めなくなりました。 ふと足元を見ると、地面に点々と白鹿の毛が落ちておりました。 大師は不思議に思いその毛をたどると、前方に白鹿がうずくまっておりました。 大師が近づくと、白鹿は姿をかき消し、やがてどこからともなく、 一人の白髪の老人が現われ、この地に堂宇を建立して霊場にせよと告げました。 大師は、この老人こそ薬師如来の化身と感じ、一宇の堂を建立し、嘉祥寺と号しました。 これが毛越寺の起こりとされます。

寺名の読み

毛越寺はモウツウジと読みます。

通常、越という字をツウとは読みませんが、越は慣用音でオツと読みます。 従ってモウオツジがモウツジになり、更にモウツウジに変化したものです。


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毛越寺 刀八毘紗門天


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大和當麻寺中の坊曼荼羅堂(本堂)


《當麻寺》 當麻寺は、古代大和の“西方”に位置し、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹。金堂の弥勒仏や四天王、梵鐘などの白鳳美術を今に伝えるほか、古代の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺としても知られています。 本尊として祀られる「當麻曼荼羅(たいま・まんだら)」は、奈良時代、藤原家の郎女・中将姫さまが写経の功徳によって目の当たりにした極楽浄土の光景を壮大な規模で表したもので、中将姫さまを常に守護し、導いた守り本尊「導き観音さま」とともに今も多くの人々のよりどころになっています。


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岩内町最古の寺院 浄土宗「帰厚院」大正10年完成高さ6.8m木造総金箔塗り大仏

東京以北では最大の木造の大仏といわれており、昭和44年には岩内町有形文化財1号に指定されています。道の駅から徒歩7分。お寺が建ち並ぶ、「寺町通り」にあります。


岩内町最古の寺院 浄土宗「帰厚院」~大仏~

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                                         善光寺式阿弥陀三尊絵像


徳川美術館には、尾張徳川家に伝来した仏教関連の品々が多数遺されています。

尾張徳川家では初代義直の供養のため2代光友 が菩提寺として浄土宗の建中寺を建立し、その後も代々浄土宗を重んじました。その一方で、多様な宗派の寺社を庇護したほか、 当主個人や家族の信仰も様々でした。これを反映し、徳川美術館の仏教遺品は浄土宗にかかわる多数の品々とともに、幅広い信仰 に基づく品が現在に伝えられています。 信仰の拠りどころであり、また由緒ある宝物として大切にされた経典・仏像・仏画などをご紹介します。そして故人の供養のた めに墓所へ納められた遺愛品や、寺院への奉納品により、尾張徳川家の人々が仏教に寄せた思いを紐解きます。


ZIPANG-4 TOKIO 2020 企画展―尾張徳川家の仏教美術―
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〜古から✹むらさき✹

色の藤川宿(岡崎市)は天下人家康の生誕地 〜

「ここも三河 むらさき麦の かきつばた」 芭蕉




第一番札所 六所神社

見どころ

重要文化財(国指定)

本殿・幣殿・拝殿

附:厨子6基、棟札6枚

神供所

楼門

以上の建造物は昭和10年(1935)に国の重要文化財に指定されています。

権現造の社殿(本殿・幣殿・拝殿)と神供所は、寛永11年(1634)から徳川家光公の命を受けて改築されたもの。

入母屋造りの楼門は貞享5年(1688)に建立されました。

六所神社の松並木:

名鉄電車の踏切を渡って楼門前の階段まで続く150メートルにわたる樹齢350年の老松の並木は、三代将軍家光公の時代に社殿改築に併せた参道整備で植えられたと伝えられています。


ZIPANG-5 TOKIO 2020速報“おかまいり”知ってますか?200 年前の人々と同じ道を、同じように歩いて神社と寺院を巡る!
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ZIPANG-6 TOKIO 2020

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