ぎふ長良川鵜飼
本年より『特別な鵜飼・遊覧船』運行
鵜匠の見事な手綱さばきをご覧戴けます・・・
今年から登場した ぎふ長良川鵜飼「高級観覧船」
令和4年5月、ぎふ長良川の鵜飼に3隻の高級観覧船が登場します。従来の観覧船と異なり、船内両側にベンチシートを配置し下足のままご利用いただけるほか、調光可能な間接照明が船内を優しい灯りで包みます。
内装には、岐阜市を代表する画家、加藤東一氏がぎふ長良川の鵜飼のクライマックスを描いた「総絡み」で表現された印象的な色彩を「闇の中に光る青白い月の光」、「深い藍色の金華山」、「橙や緋色などの篝火」と捉え、それぞれテーマカラーとして用いています。
また、それぞれが特徴ある屋形を備えており、その日に体感できる最高の鵜飼観覧ができます。長良川の闇に溶け込むため、黒色の外観で統一した3隻の船、「白月(しらつき)」、「藍山(あいやま)」、「花篝(はなかがり)」で特別な鵜飼を体験してみてはいかがでしょうか。
高級観覧船は貸切専用です。鵜飼観覧で乗船される場合、17時30分から19時15分までの間で希望する乗船時間を選ぶことが出来ます(鵜飼開始時間は時期により異なりますが19時45分頃となります。下船は20時30分頃となりますので、早めの乗船をお勧めします。)
ご予約は鵜飼観覧船事務所で電話にて承ります(先着順)。
ご希望の船名、乗船日、乗船時間、船内での食事の有無、テーブルレイアウト、予約者名、連絡先電話番号、支払い方法をお決めの上、ご連絡ください。なお、船内でのお食事はお客様の持ち込みとなります。
ぎふ長良川鵜飼 開催期間
5月11日~10月15日
鵜飼休み(9月12日 ※令和4年度)、増水等により実施できない場合を除きます。
鵜飼観覧船造船所
鵜飼観覧船造船所 高野槙を使用して制作中の鵜飼船
以前にもご紹介しましたが日本書紀によると『木の適材適所』は素戔嗚尊(スサノオノミコト)が宣われ、杉と楠は船材に、高野槙は棺材に、檜は建築材にとあります。
滋賀県の琵琶湖に浮かぶ木船も同様に長良川においても腐りにくく、耐久性があり、比較的コストも廉い節ありの高野槙が使用されているようです。高野槙は木曾五木※の一つになります。
※木曾五木
檜(ヒノキ)・椹(サワラ)・明日桧(ヒバ)・槙(高野槙)・ねずこ
鵜飼のあらまし
鵜飼とは、鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことです。
日本での鵜飼の起源は、稲作とともに中国から伝承したとする説、日本と中国で別個に発生したとする説があり、定かではありません。各地の古墳から鵜飼を表現しているとみられる埴輪が出土しているため、少なくとも古墳時代には鵜飼が行われていた可能性があります。文献では、7世紀初めに中国で成立した『隋書』「東夷伝倭国条」や、8世紀に日本国内で成立した『古事記』『日本書紀』などに、鵜飼に関する記述が見られます。
今年のぎふ長良川の鵜飼は、3年ぶりに5月11日から開幕しました!
今シーズンから登場する3隻の高級鵜飼観覧船では、最上の鵜飼観覧ができます。高級鵜飼観覧船ならではの特典を紹介します。
特典1
絶好のポジションで鵜飼観覧
狩り下り、付け見せに限らず、乗船日に提供できる最高の鵜飼観覧をお届けします。
特典2
個別の鵜飼説明
鵜匠が観覧船に来て鵜飼説明を行います。
特典3
静けさの中で鵜飼を体感
船頭が人力で操作する木造の観覧船なので、鵜匠が鵜に「ホウホウ」と声をかけて励ます掛け声や、船べりをたたく音など、より鮮明に感じることができます。
特典4
より自然な状況で鵜飼を見る
鵜飼が始まると、間接照明を落として船内を暗くします。
特典5
あがり(漁の片付け)を観覧
鵜飼終了後に鵜匠が漁終いを行う様子を近くで観覧できます。
特典6
内装のこだわり
靴を脱ぐことなく、下足のまま乗船できます。
ゆったりとしたベンチシートや日よけカーテンで、鵜飼が始まるまで、くつろいでお楽しみいただける空間を演出しています。
※乗船日によって、適用できない特典があります。
特別な鵜飼・遊覧船
白月(しらつき)
白木の「白」。美濃和紙に代表される柔らかな「白」をインテリアデザインの基本に据え、屋形内側には桧や杉材を使用し、柔らかく包まれる白の空間を演出しています。
定員 10名
料金 89,400円
藍山(あいやま)
陽が落ち、夜の帳がおりると拡がる漆黒の闇に、川面の深いブルー、金華山の深い黒、そして鵜匠の身に着ける装束の色など落ち着いた藍の空間を演出します。
定員 15名
料金 134,100円
花篝(はなかがり)
ぎふ長良川の鵜飼の夜の風景に欠かせない、篝火(かがりび)の色をモチーフにインテリアをコーディネートし、炎の揺らぎをイメージして橙の空間を演出します。
定員 15名
料金 134,100円
令和4年5月、ぎふ長良川の鵜飼に3隻の高級観覧船が登場します。従来の観覧船と異なり、船内両側にベンチシートを配置し下足のままご利用いただけるほか、調光可能な間接照明が船内を優しい灯りで包みます。
内装には、岐阜市を代表する画家、加藤東一氏がぎふ長良川の鵜飼のクライマックスを描いた「総絡み」で表現された印象的な色彩を「闇の中に光る青白い月の光」、「深い藍色の金華山」、「橙や緋色などの篝火」と捉え、それぞれテーマカラーとして用いています。
また、それぞれが特徴ある屋形を備えており、その日に体感いただける最高の鵜飼観覧をご提供いたします。長良川の闇に溶け込むため、黒色の外観で統一した3隻の船、「白月(しらつき)」、「藍山(あいやま)」、「花篝(はなかがり)」で特別な鵜飼を体験してみてはいかがでしょうか。
高級観覧船は貸切専用です。鵜飼観覧で乗船される場合、17時30分から19時15分までの間で希望する乗船時間をお選びいただけます(鵜飼開始時間は時期により異なりますが19時45分頃となります。下船は20時30分頃となりますので、早めの乗船をお勧めしています。)
ご予約は現在、鵜飼観覧船事務所で電話にて受け付けています(先着順)。
ご希望の船名、乗船日、乗船時間、船内での食事の有無、テーブルレイアウト、予約者名、連絡先電話番号、支払い方法をお決めの上、ご連絡をお願いします。
なお、船内でのお食事はお客様の持ち込みとなります。
ご予約お待ちしております❣
ご予約・お問い合わせ
岐阜市鵜飼観覧船事務所
〒500-8009 岐阜市湊町1-2 電話 058-262-0104
なお、高級観覧船は、鵜飼開催期間中(日中)やオフシーズンに貸切船として利用することも可能です。
船名の揮毫
「白月」、「藍山」、「花篝」の船名が表示された提灯は、岐阜県書作家協会会長の伊藤仙游(せんゆう)会長が揮毫されたものを基に製作しているそうです。
編集後記
~柳ヶ瀬の想い出~
昭和40年代、長良川鵜飼と柳ヶ瀬は切っても切り離せないくらい全国から来られる観光バスのお客様で賑わっていました。
あんちゃんと小生はいつも飛騨高山に出かける時は、柳ケ瀬で一杯だけ引っかけて出かける筈が、ついつい深酒になり時計を見ると午前5時、高山での約束は午前8時慌ててあんちゃんを背負ってリクライニングの助手席に乗せ飛騨街道をすっ飛ばしたものです・・・
勿論、小生は素面(いつも炭酸水かウーロン茶でお相手でした☹)今は忘れられない想い出の一つです・・・(天の声:何々一つだって…そんなのがまだまだ沢山あるのかいな<`ヘ´>だちかん!)
それにしても、今思うと「昭和」とはモーレツで無茶な事がいっぱい出来た楽しい⁈時代だったような気がいたします。
故郷の演歌
~柳ヶ瀬ブルース~
作詞・作曲 宇佐英雄
歌 美川憲一
雨の降る夜は 心もぬれる
まして一人じゃ なお淋し
憎い仕打ちと うらんでみても
戻っちゃこない あの人は
あゝ 柳瀬の 夜に泣いている
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
岐阜市役所 〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎3階 電話:058-265-3888
岐阜市商工観光部鵜飼観覧船事務所
〒500-8009 岐阜市湊町1-2 電話:058-262-0104
公益財団法人 岐阜観光コンベンション協会
〒500-8833岐阜市神田町1丁目8番地の5協和興業ビル6階 電話:058-266-5588
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
岐阜 アーカイブリンク記事をご覧ください。
ZIPANG TOKIO 2020「『天皇家の鵜飼 』~ 織田信長が考えた至高のおもてなしこそ 長良川鵜飼 ~ 」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2414291
ZIPANG-2 TOKIO 2020「信長公のおもてなし 清流長良川鵜飼 1300年以上の歴史と伝統 今年も開幕しました!~ 岐阜 ~」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4403997
ZIPANG-3 TOKIO 2020「日本の町『岐阜』信長の愛した長良川鵜飼 開幕」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6230109
ZIPANG TOKIO 2020「岐阜の四季『春の香り』(特別編その弐)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3552926
ZIPANG-5 TOKIO 2020 色彩デザイン実践講座 事例1 JR岐阜駅前再開発 森羅万象との融和【寄稿文】林 英光
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/21261952
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~木曽谷の森林・林業の歴史~ 「木の適材適所は素戔男尊(スサノヲノミコト)が宣われました『檜は建築材に』・・・日本書紀」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5943170
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 木曽谷の物語 ~木曾五木~ 江戸時代後期『木曽式伐木運材図会』&『妻籠』総檜造りの脇本陣 奥谷!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5972833
※現在、1700件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/
最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
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