~昭和の時代~
1960年(昭和35年)は「クオリーメン」というバンド名から「ザ・ビートルズ」に改名した年になり、ファンにとって記念すべき年となります。
映画…洋画では、ベンハー(チャールトン・ヘストン主演)、70ミリ・フィルムの映画アラモ(ジョン・ウェインが主演・監督・制作を兼任)
邦画では有馬稲子主演、松本清張原作の波の塔や小林旭の渡り鳥シリーズ、美空ひばりと若山富三郎共演のひばり十八番 お嬢吉三などが上映され印象に残っています。
小生は中学校に入ったばかりの頃なので、僅かな小遣いしかなく、目を皿にして新聞に告知される無料の試写会(よく授業を抜け出して先着入場券を求めてテレビガイドに並んだものです…往復はがきはいつも10枚位出したかな~)や有料映画は二番館、三番館専門だった。
名古屋では、一番館は栄(当時は栄町)~納屋橋の広小路通り、名古屋駅周辺。
二番館は大須、三番館は熱田区をはじめとする下町。小生のテリトリーは下町でしたが、
無料の試写会は大人たちに交じって堂々と⁈一番館や公共施設で観たものであります。
多い月には十数本掛け持ちしたこともありました。(そんなことで自慢するな~!と天の声。道理で学校の成績が悪いわけだ…大喝だ‼)
流石に三番館まで行くとスクリーンに雨が降っていたり場面が飛んだりすることは日常茶飯事、最悪はフィルムが途中で切れ上映中止なんてことも…イタリア・シチリア島のパラッツォ・アドリアーノを舞台にした「ニュー・シネマ・パラダイス」の夢のような世界でした。
それでも、今振り返ってみると懐かしい…よい時代だったのかな・・・
1960年頃の新宿東急文化会館
スケートリンク開業
新宿ミラノ座開業
新宿ミラノ座のクロージングイベント
別れを惜しむファンで館内は満員に
2023年4月「東急歌舞伎町タワー」の開業
ブランドロゴ 東急歌舞伎町タワー
東急株式会社および株式会社東急レクリエーションが新宿歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー(以下、「本施設」)」の開業が、2023年4月に決定しました。また、本施設内各用途の施設名称・ロゴを公開しました。
本施設は、ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの超高層複合施設で、各用途の概要は以下の通りです。
断面パース
永山祐子氏 外装デザイン
イベント開催イメージ 東急歌舞伎町タワー
イベント開催イメージ 東急歌舞伎町タワー
■B1~B4 ライブホール 「Zepp Shinjuku (TOKYO)」
新宿エリア最大級である1,500名のキャパシティをもつライブホール。
アーティストとの距離が近く、ここでしか味わえない臨場感あふれる音楽体験が可能に。
■6~8F 劇場 「THEATER MILANO-Za」
歌舞伎町と共に発展した新宿ミラノ座の名前を継承するライブエンターテインメントシアター。
アーティストと観客がお互いの鼓動や息遣いを感じられる約900席の空間で、演劇・音楽・映像などの多彩なエンターテインメントコンテンツを発信。
■9~10F 映画館 「109シネマズプレミアム新宿」
上質な鑑賞環境とおもてなしを提供する、109シネマズの新しいブランドとなる映画館。
映画にとどまらない多様なエンターテインメントコンテンツを提供。
■17~47F ホテル&レストラン
・18~38F 「HOTEL GROOVE SHINJUKU」 エンターテインメント施設・まちと繋がるホテル
・39~47F 「BELLUSTAR TOKYO」 天空のラグジュアリーホテル
世界有数の繁華街で多様性・熱量に溢れる新宿歌舞伎町に、これまでに無い新しいカテゴリー・グレードの2つのホテルを展開。
両社は、本施設のコンセプト「“好きを極める場”の創出」を実現するような商品企画を具現化し、世界へ向けた新たな都市観光の拠点としてエンターテインメントシティ歌舞伎町の実現を目指します。
詳細は、下記の通りです。
■各用途詳細
【B1~B4 ライブホール Zepp Shinjuku (TOKYO)】
ライブホール
ドリンクカウンター
アプローチ
全国6都市8ヶ所に展開するライブホール、Zepp ホールがアクセスの良い新宿に誕生。これまでの Zepp ホールよりもコンパクトなサイズ感によりアーティストとの距離が近く、さらに Zepp ホールでは初となる360度 LED ビジョンにより、ここでしか味わえない臨場感あふれる音楽体験を可能にします。
また、多種多様な文化で賑わう歌舞伎町らしく、様々なジャンルの音楽アーティストを招聘し、新しい音楽コンテンツを国内外に発信していきます。
【6~8F 劇場 THEATER MILANO-Za】
劇場
カフェ&バー
歌舞伎町と共に発展した新宿ミラノ座の名前を継承するライブエンターテインメントシアター。
幅広い演出に対応可能な自由度の高い舞台特殊設備や可変性に優れた客席を採用し、アーティストと観客がお互いの鼓動や息遣いを感じられる約900席の空間で、演劇・音楽・映像などの多彩なエンターテインメントコンテンツを発信します。
ロゴは、観客・アーティスト・スタッフなど様々な「人」のつながりを、漢字の「人」を組み合わせた「THEATERMILANO-Za」の「M」で表現しています。
【9~10F 映画館 109シネマズプレミアム新宿】
シアター内
ロビーラウンジ
3面ワイドビューシアター
全国19カ所で展開する「109シネマズ」の新ブランド、「109シネマズプレミアム」が、新宿ミラノ座跡地に誕生。8スクリーン・総席数752席を有し、これまでの映画館の常識を覆す上質な鑑賞環境とおもてなしで、こころゆくまで映画の世界に没入できます。
さらに、新宿エリア初の3面ワイドビューシアター「ScreenX」を導入のほか、映画にとどまらない多様なエンターテインメントコンテンツを新宿歌舞伎町に集う様々な人々が楽しめます。
ロゴはスクリーンや舞台をモチーフに左右に拡がるラインを配置し、カラーは「TIMELESS GOLD」と命名。本映画館での没入体験が、時間を超越し、色褪せることなく記憶に残り続けるように、という願いが込められています。
【18~38F HOTEL GROOVE SHINJUKU(ホテル グルーヴ 新宿)】
標準客室(ダブル32㎡)
レストラン(17階)
バー(17階)
各エンターテインメント施設での余韻に浸っていただくとともに、新宿・歌舞伎町の歴史、このまちで生まれ続けるアートや音楽などの文化を感じられる客室をご用意します。
お客さまの滞在が、各エンターテインメント施設や新宿のまちと呼応した“高揚感”に包まれるよう、魅力ある音楽を意味する「GROOVE」という新しいホテルブランドに、その想いを込めました。
ロゴは新宿のまちが刻むリズム感をレコード盤で表現し、このまちが持つ多様性や様々な出会いを多彩な色で表現しています。
※なおエンターテインメント施設とホテルの結節点となる17階には、テラス・パーティールームなどを備えたまちの社交場としての役割を果たすレストラン&バーが誕生します。
【39~47F BELLUSTAR TOKYO(ベルスター 東京)】
標準客室(54㎡)© CGworks Inc.
レストラン(45階)
バー(45階)
39~44階には日本文化を感じられるアイテムが織り交ぜられた、7mのワイドビューの窓を持つ客室を、45~47階には3層吹き抜けの圧倒的な眺望のレストラン、スパ、客室をご用意し、お客さまを天空のプライベートヴィラへと誘います。
本ホテルでの滞在・体験がお客さまを輝かせ、そして美しい未来へと誘っていくよう、ラテン語の「BELLUS(美しい)」と「STAR(星)」を組み合わせた“美しく輝く星”「BELLUSTAR」という新しいホテルブランドに、その想いを込めました。
ロゴは、最も美しい曲線と言われる黄金螺旋を組み合わせた中に、星が瞬き輝きだすことを表現しています。
【参考】
■計画概要
施 設 名 称 東急歌舞伎町タワー
事 業 主 体 東急株式会社、株式会社東急レクリエーション
所 在 東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番3(地名地番)
用 途 ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場など
敷 地 面 積 4,603.74㎡
建 築 面 積 約3,600㎡
延 床 面 積 約87,400㎡
階 数 地上48階、地下5階、塔屋1階
高 さ 約225m
設 計 者 久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
外装デザイン 永山祐子建築設計
企画・プロデュース 株式会社POD
施 工 者 清水・東急建設共同企業体
竣 工 2023年1月11日(予定)
開 業 2023年4月(予定)
■建築計画概要
■建築デザイン
外観パノラマ
歌舞伎町エリアにかつて川が流れていたことや、現在でも歌舞伎町弁財天が水を司る女神として祀られていることから、本エリアの根源的な要素である「水」を外観モチーフ「噴水」として継承しています。
歌舞伎町の根底に流れる水のエネルギーが噴水のように天に伸びる姿や、水の持つ純粋さ、常に変化する柔軟さ、透明な水・白い水飛沫が多層に重なり合う優雅な姿を表現したデザインとなっています。
日本で「水」を意味する文様「青海波」を導入し、窓のセラミックプリントや低層外壁アルミキャスト、アーチ窓などで表現しています。
■ブランドロゴ
ブランドロゴはデザインエレメントとロゴタイプを組み合わせて構成。
デザインエレメントは、外観モチーフである噴水の要素と、ピアノの鍵盤や音響機器のイコライザーといった、エンターテインメント性を内包し、ロゴタイプは、複数のブロックの組み合わせでできており、文化やコンテンツ、行き交う人々など、さまざまな要素からなる歌舞伎町の多様性を表現しており、ブランドロゴ全体で、本施設が本エリアと一体となりさらなる賑わい創出に寄与していきたいという願いを込めてあります。
■コンセプト
本施設では、「“好きを極める場”の創出」をコンセプトに掲げています。ホテルとエンターテインメントの複合施設という特性を活かし、「見出す~育てる~羽ばたかせる」といった新たな「好き」を生み出すストーリーづくりに取り組みます。
そして、リアルとオンラインを通じて、それらのストーリーと合わせながら、「好き」に出会う機会や、そこに集う方々の「好き」への情熱が交感される場を創出することで、極められたさまざまな「好き」の想いとともに街の未来や文化、延いてはさらなる多様性を紡いでいくこと(MASH UP)を目指しています。
■歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)概要
まちづくりへの貢献 東急歌舞伎町タワー
シネシティ広場と連動したイベントイメージ(映画イベント)_東急歌舞伎町タワー
東急歌舞伎町タワーの整備と合わせて歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)では、まちづくりへの貢献として、空港連絡バスの乗降場整備や、西武新宿駅前通りのリニューアルなどを実施するとともに、隣接するシネシティ広場を中心とした公共空間と本施設が一体となったエリアマネジメントを地域団体と連携して実施し、まちの回遊とにぎわいを創出していきます。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力
紅山子(こうざんし)
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