ZIPANG-6 TOKIO 2020 二本松の地域電力が、日本初の垂直営農ソーラーを実現


二本松市の見どころ
「安達ヶ原ふるさと村」



鬼婆伝説の地に、二本松の歴史と伝統的生活文化がひとめで分かる武家屋敷、養蚕農家などが再現されています。春には桜まつりが行われ、五重塔を背景にライトアップされた桜が楽しめます。

また、秋は彼岸花が園内を美しく彩ります。このほか、子どもが楽しめる無料の遊び場「げんきキッズパーク」や団体客も利用可能なレストラン「よってっ亭」なども営業しています。



二本松の地域電力が、日本初の垂直営農ソーラーを実現


国内における食料生産、エネルギー生産に関する問題の有力な解決策としてますます注目が集まる営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)


二本松ご当地エネルギーをみんなで考える株式会社(ゴチカン)は、特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)の支援のもと、日本初となる垂直営農ソーラーを福島県二本松市に設置しました。

施工をRYOENG株式会社が行い、架台の日本版カスタマイズおよび、モジュール供給をルクサーソーラー株式会社が行いました。ドイツで標準化している技術を日独の協働により、日本仕様と環境条件に合わせた開発を行い実現した日本初の実用的な垂直営農ソーラー発電所です。


【ゴチカン】

2019年より、地域電力として、二本松市との協力協定のもと、営農ソーラーを含む太陽光発電所を市内に数箇所建設してきました。既存2基の営農ソーラーでは地域の農業者と協力して事業を行ってきました。

今回の垂直ソーラーのプロジェクトでは、耕作放棄地だった農地を、地域の畜産農家が牧草地として復活させ活用しています。

【​ISEP】

2020年より営農型太陽光発電国際会議(Agrivoltaics Conference)に出席し、先端技術を学び各国のリーダー達と交流を重ねてきました。その中で生まれた連携から今回の技術導入が実現しました。


・営農に関する影響については、海外研究事例を参照し、8〜10mの離隔であれば生育に影響が出ないことを確認しています。

・今回の設備は地形の制約から南北向きの設置ですが、今後予定している東西向きの設置では、朝と夕に発電のピークがくるため非FIT電源としての優位性も持ち合わせています。


3月14日牧草の種子を播種


東西設置の発電ピークのイメージ図



【ルクサーソーラー株式会社】

ルクサーソーラー株式会社は、両面発電N型HJT(ヘテロ接合両面モジュール)を供給しました。裏面の発電効率が表面に比べて92±3%(カタログ値)という製品です。

垂直架台をドイツのNext2sun社と協定を結んで輸入しましたが、設計基準については国内風速基準および設計基準に準拠するように、カスタマイズを行っています。地盤調査や地耐力調査も行っており、強風に対する十分な耐力を確保しています。

【RYOENG株式会社】

福島県内で太陽光発電システムの設計から施工までを一貫して行っているEPC事業者です。ゴチカン事業でも低圧10基分のシステムを設計・施工を行い、現在も低圧2基を建設中です。

日本初の垂直営農ソーラーにおいてもISEP協力の元、現地での地中強度試験や耐風圧における調査を行い、協力店のR&L㈱と共に垂直営農ソーラーの施工を行いました。

東日本大震災をきっかけに地元福島の農家さんが安定した生活を送れるようソーラーシェアリング事業や太陽光付き農業用ハウスなどへも力を入れております。


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脱炭素社会の構築、コロナ対応、ウクライナ・ロシア情勢をみるまでもなく、国内における食料生産、エネルギー生産に関する問題を解決する方法が模索されています。

有力な解決策としてますます注目が集まっている営農型発電を今後も進化させてまいります。

ISEPでは、営農型発電の取り組みに関して、農作物の影響評価、設備設計、資金調達、資材選定、農業委員会への申請をトータルでご支援しています。ご関心のある方は下記までお問い合わせください。



<事業スキーム>


スキーム図


垂直営農ソーラー


垂直営農ソーラー



​<本件に関するお問い合わせ>


【総合窓口】

◯特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)

〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町16-16

TEL:03-3355-2200 FAX:03-3355-2205

担当:田島


◯二本松ご当地エネルギーをみんなで考える株式会社

〒964-0938 福島県二本松市安達ケ原5-254-12

TEL:0243-24-8860 FAX:0243-62-2202

お問い合わせ:contact@gochikan.com

担当:近藤


◯RYOENG株式会社

〒969-6214 福島県大沼郡会津美里町冨川字古屋敷3

TEL:0242-93-9333 FAX:0242-93-9336

お問い合わせ: info@ryoeng.co.jp

担当:清水


◯ルクサーソーラー株式会社

〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-4-4 梅崎ビル3F

TEL:03-5577-3145

お問い合わせ:h.noji@luxor-solar.com / u.liebscher@luxor-solar.com

担当:野地 / リーブシャー



~昭和の想い出~

長崎県対馬市「漁火」


昭和61年~62年頃だったでしょうか⁈太陽光発電研究のため(というよりも、興味本位で・・・)施工例現場を訪ね歩いた事があります。


最初に訪ねた東京都成城のNTT中央研修センターは、当時太陽光の屋根面設置ではアメリカの大学を抜いて世界一となる寸前の時期でした。

驚いたことに、
正門前に置かれた公衆電話ボックスよく見ると…アールの屋根に太陽光パネルが張り付けられている、さらに、広場の大時計・・・

ロビーでは、大きなスクリーンに日時、気温、湿度、風力など、さらには刻々と変化する太陽光パネルの発電量が表示され、東南アジアをはじめ海外からの視察団は質問と撮影に余念がない…その為だけに我が国を訪ねられたそうでして…(観光なし)、関心の高さと熱心さに驚かされた。(反省)

オフィス棟などの屋上には、海外を含め数社の製品が設置されおり発電効率の比較や耐久性など品質面の実験が行われていた。視察団の方たちは特に、当時珍しい壁面設置の試作展示に注目されていた…。

その後、営繕部門の事務所に案内されたが、エレベーターを降りると通路は真っ暗、つい思わず、今日はお休みですか?と尋ねると、「否、いつも通りです。」との応え。事務所内も暗く瞳を凝らして眺めてみると、暗闇の中大勢の人が机に向かっていた、そこだけが明るく…かって、対馬で見た夜の海に咲く漁火のように、ポッポッとあかりが灯っていたのでした。

理由を尋ねると「現在、中央研修センターにはパソコンが1000台あり、全て太陽光パネルで発電した電気で動かしています。これからのニューメディア対策の一環です。もっともっと大量の電気を必要とする時代がすぐそこまで来ていますからね。また地球人として環境問題も考えなければいけませんし、そのための備えでもあります・・・」


因みに当時、NTTは日本の電気の約200分の1を使用していたそうです。

小生は別世界に来たようで…まるで地球外生物(失礼)から説明を受けているようで、感心させられることばかりでした。

そして、心を入れ替え(天の声…どうだか⁉)、翌週には愛媛県西条市の通産省(現:経済産業省)研究施設に設置してあった太陽光発電パネルを二か所に分割設置した現場をどうしても見たくなり、同松山市の火力発電所跡と、宮古島に設置された太陽光と風力の発電施設を訪ねたのでした。

そこでも面白い話が聞けました、次に機会があればご紹介したいと存じます。


「何々・・・松山?道後温泉やね~ そして、宮古島?やて…リゾート地へねぇ~
あれから約40年…ところで、それらの経験をいつ活かすんカイナ~」

ムㇺㇺㇺ・・・(?_?)


そこまで言われては☹、一つだけ披露しましよう…(イヨ~待ってました!)

イチロー氏の今あるのはここ宮古島のお陰なんだと言うお話です。

当時オリックスはシーズンオフのキャンプを宮古島で行っていました。

プロは厳しいものです…あのイチロー選手といえども、まだ新人二軍選手、宿泊施設一つとっても一軍選手とは雲泥の差があり過ぎ・・・

一軍選手がプライベートビーチやプール付きの宮古島一のリゾートホテルなのに対して、イチロー選手は町の中のワンルームのビジネスホテル、当然食事も月と鼈…

小生は、両方の宿に一泊づつしてみました…すると何故かメラメラと燃える気持ちが現れたのです。きっとイチローもこんな気持ちが芽生え大リーグまで駆け上ったに違いないと・・・

(天の声:ところで宮古島の、太陽光発電と風力発電は、どうなったのかな???
墓穴を掘りましたね~古より「怒り」は百害あって一利なしと申します!)



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

株式会社 二本松市振興公社
〒964-0938 福島県二本松市安達ケ原4-100「安達ケ原ふるさと村」電話:0243-22-7474

公益財団法人 福島県観光物産交流協会
〒960-8053 福島県福島市三河南町1番20号(コラッセふくしま7階)電話:024-525-4024 

紅山子(こうざんし)



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



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ZIPANG-6 TOKIO 2020

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