ZIPANG-6 TOKIO 2020「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」【名古屋市博物館】

特別展 日中国交正常化50周年記念
「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」




時を超えよみがえる―始皇帝を守りし者たち

秦(しん)の始皇帝(しこうてい)は約550 年続いた群雄割拠の春秋戦国時代を終結させ、紀元前221 年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てました。秦はわずか十数年で滅亡しましたが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑(へいばよう)は、その絶大な国力を現代に伝えています。


紀元前202 年、漢(かん)の劉邦(りゅうほう)が西楚の項羽(こうう)を破って中国再統一を果たした漢王朝は、秦の国家制度を引継ぎ、黄金時代を築きました。


戦国時代につくられた小さな騎馬俑は、なぜ始皇帝陵では突然等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?本展では、秦漢王朝の中心地域であった現在の陝西省(せんせいしょう)の出土品を中心に、日本初公開の中国国家一級文物(最高級の貴重品を指す中国独自の区分)を含む約200 点から、古代中国史の謎に迫ります。


※会場内は資料保存のため室温が低く設定されています。調節のしやすい服装でのご来場をおすすめします。

※資料保存のため、展示ケースおよびケースに入っていない資料には手を触れないでください。

※写真撮影OK(一部エリアを除く。他のお客様の映り込みにご注意を。詳細は下記をご確認ください。)


展覧会情報


展覧会名称

特別展 日中国交正常化50周年記念
「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」

会期

令和4年9月10日(土曜)~11月6日(日曜)

休館日

毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日、9月20日は臨時開館)・第4火曜日

9月12日(月曜)、26日(月曜)、27日(火曜)、10月3日(月曜)、11日(火曜)、17日(月曜)、24日(月曜)、25日(火曜)、31日(月曜)

開館時間

9時30分~17時(入場は16時30分まで)

会場

名古屋市博物館 1階 特別展示室・部門展示室

主催

名古屋市教育委員会・名古屋市博物館、中日新聞社、
東海テレビ放送、東海ラジオ放送、陝西省文物局、
陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)、秦始皇帝陵博物院

後援

外務省、中国大使館、公益社団法人日本中国友好協会、JR東海

協賛

DNP大日本印刷

特別協力

駐名古屋中国総領事館、一般社団法人東海日中貿易センター

協力

一般財団法人日本中国文化交流協会、東海大学情報技術センター、
株式会社国際デザインセンター


みどころ



開催趣旨

秦の始皇帝は群雄割拠の春秋戦国時代を終結させ、紀元前221年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てました。秦はわずか十数年で滅亡しましたが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑は、その絶大な国力を現代に伝えています。紀元前202年、劉邦が中国再統一を果たした漢王朝は、秦の国家制度を引継ぎ黄金時代を築きました。


戦国時代につくられた小さな騎馬俑は、なぜ始皇帝陵では突然等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?本展では、秦漢王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開の中国国家一級文物(最高級の貴重品を指す中国独自の区分)を含む約200点から、古代中国史の謎に迫ります。


本展覧会の3つの見どころ


兵馬俑(へいばよう)とは?


約8,000体と想定される始皇帝陵の兵馬俑坑


人や動物をかたどった陶製の人形を「俑よう」といい、墓に眠る主あるじの生活のために地下に収められました。武装した兵士や馬は、戦乱の時代を物語ります。


【1】圧巻!兵馬俑群


戦服将軍俑 統一秦 高さ196cm 秦始皇帝陵博物院蔵 一級文物


有名な秦の始皇帝陵の兵馬俑のうち9体が、圧倒的なスケールで会場に並びます。一体一体等身大で顔が異なり、衣服の細部までリアルに表現した姿は、始皇帝に仕えた兵士を忠実に再現しているようです。出土例が少ない将軍俑から、日本初公開の1 体が本展の隊を率います。



【2】体感!兵馬俑の変遷


左から

騎馬俑 戦国秦 高さ22cm
咸陽市文物考古研究所蔵 一級文物

立射武士俑 統一秦 高さ178cm
秦始皇帝陵博物院蔵 一級文物

彩色歩兵俑 前漢 高さ50cm
咸陽博物院蔵


兵馬俑は時代によって大きさや姿形が異なります。戦国時代では高さ22 ㎝の小さな騎馬俑でしたが、始皇帝陵で突然等身大となり、漢では50~70 ㎝程度となりました。時を超え集結した、計34体の兵馬俑を是非見比べてみてください。



【3】必見!一級文物


鳳鳥銜環青銅薫形器 戦国秦
宝鶏市鳳翔区博物館蔵 一級文物


鎏金青銅馬 前漢
茂陵博物館蔵 一級文物


漢の武帝に関わる可能性の高い黄金の馬「鎏金青銅馬(りゅうきんせいどうば)」をはじめ、青銅器や金製品などの一級文物23点を展示します。約200 点の貴重な文物の、美しくも不思議な造形をご鑑賞ください。

※ 金虎 春秋秦 宝鶏市陳倉区博物館蔵 一級文物



パネル展示コーナー

春秋戦国時代を描いた大人気漫画「キングダム」とのコラボが決定! 同作に登場する歴史上の人物・場所や武具・装飾品等と、本展の出品物を照らし合わせることで、古代中国への理解をいっそう深めていただくパネル展示コーナーです。


「キングダム」

春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と中華統一を志す若き秦の王・政(のちの始皇帝)らの活躍を、原泰久が描く歴史大河ロマン。週刊ヤングジャンプ(集英社)で2006年に連載開始以来、圧倒的な支持を誇っています。既刊のコミックスは累計9,000万部を突破、64巻(2022年6月現在)を数え、その人気はTVアニメ、実写映画、アプリゲームなど漫画以外にも広がっています。2013年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。



イベント


名古屋市博物館 外観


※会場は全て名古屋市博物館内


記念講演会「兵馬俑と古代中国の歴史」

日時:9月10日(土) 13時30分~15時(開場13時)

講師:鶴間和幸(学習院大学名誉教授・本展監修者)

定員:先着110名(事前申し込み)

※聴講無料、本展観覧券(観覧済み半券可)が必要


展示説明会

日時:9月18日(日)、10月8日(土) 両日とも13時30分~14時30分(開場13時)

講師:当館学芸員

定員:先着70名(事前申し込み)

※聴講無料

※両日ともに同じ内容を予定しています。


プチワークショップ(学芸員による解説付き)

「見て描いて楽しむ兵馬俑!」

オリジナルの兵馬俑を描き、完成した作品は会場内に飾ります。

日時:9月24日(土) 10時30分~11時30分(開場10時)

講師:当館学芸員

定員:先着30名(事前申し込み)

※参加無料、本展観覧券(観覧済み半券可)が必要


名古屋市電子申請サービス (https://ttzk.graffer.jp/city-nagoya)で受付、事前申し込み先着順。募集は8月10日(水)から各イベントの実施前日まで。

※障害等により電子申請サービスでの申し込みが難しい場合は名古屋市博物館までご相談ください。取得する個人情報は本事業に関する連絡·集計に使います。また、感染症対策のため、保健所等に提供する場合があります。

※手話通訳・要約筆記など特別なサポートを必要とする方は、当日の2週間前までに名古屋市博物館までご相談ください。



観覧料

一般 1,800円(1,600円)

高大生 900円(700円)

小中生 500円(300円)

※( )内は前売および20名以上の団体料金。

※高大生・中学生は学生証等を博物館窓口で提示してください。

※障害のある方は手帳、難病患者の方は受給者証の提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額になりますので、博物館窓口で掲示してください。

※本展の通常前売券(販売は7月20日(水曜)から9月9日(金曜)まで)、当日券および障害者等割引観覧券は、名古屋市博物館、Boo-Woo(ブーウー)チケット、チケットぴあ(Pコード:686-130)、ローソンチケット(Lコード:43505)、セブンチケット(セブンコード:095-898)、イープラス、中日新聞販売店、ミュージアムチケットなどで販売します。

※名古屋市交通局の一日乗車券・ドニチエコきっぷを利用してご来館の方は当日料金より100円割引。

※各種割引は重複してご利用いただくことはできません。ご了承ください。

お得な特別前売券

 通常前売券に先行して、会期前半の平日に1,500円でご入場いただける【早く行こうyo! 期間限定・平日チケット】と、一般入場券とオリジナルグッズがセットになった【グッズ付きチケット】を発売!いずれも数量に達し次第、販売終了します。

【早く行こうyo! 期間限定・平日チケット】 1,500円

*9月13日(火曜)から10月7日(金曜)までの平日開館日のみ有効。

*対象期間中の土日祝日および10月8日(土曜)以降に入場される場合は、一般前売券1,600円との差額を会場チケット販売窓口でお支払いください。

販売場所:Boo-Woo(ブーウー)チケット、チケットぴあ(Pコード:686-130)、ローソンチケット(Lコード:43505)、セブンチケット(セブンコード: 095-898)、イープラス、中日新聞販売店、ミュージアムチケット

【グッズ付きチケット】(本展オリジナルコスチュームキューピー付き) 2,200円

販売場所:Boo-Woo(ブーウー)チケット

*グッズは会期中に会場でお引換えします。



新型ウイルス感染拡大防止のためのお願い!


〇体調がすぐれない方は来館をご遠慮ください。

〇会場内ではマスクを必ずご着用ください。着用しない方は観覧をお断りする場合があります。

〇検温で37.5℃以上の発熱が認められた場合は観覧をお断りします。

〇混雑状況に応じて入場制限を行なう場合があります。

〇新型コロナウイルス感染症の影響により、展覧会の運営および関連事業を変更・中止する場合があります。

〇ご来館前に本展または博物館公式サイト・SNSにて最新情報をご確認ください。



巡回展として

東京展

上野の森美術館

2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)

主催:東京新聞、フジテレビジョン、上野の森美術館、陝西省文物局、陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)、秦始皇帝陵博物院

後援:外務省、中国大使館、公益社団法人日本中国友好協会

協賛:DNP大日本印刷

協力:一般財団法人日本中国文化交流協会、東海大学情報技術センター



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

名古屋市博物館 〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
電話 052-853-2655 ファックス 052-853-3636 Eメール ncm@ray.ocn.ne.jp

名古屋市役所
〒460-0001愛知県名古屋市中区三の丸3丁目1-1 · ~3.2 km 電話:052-961-1111

紅山子(こうざんし)



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。  



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