ZIPANG-6 TOKIO 2020 ~色紐子(いろひもこ)好み~銀山温泉に日本建築美を愉しむ温泉宿「本館古勢起屋」が誕生!


山形県尾花市

大正ロマン ~銀山温泉~


冬の銀山温泉 降り積もる雪に 一人たたずみ何想う・・・紅花の旅へ


春から夏にかけて 銀山温泉


秋の銀山温泉


~100余年の時を超えて現代に蘇った、銀山温泉の歴史を映す時代宿~

【登録有形文化財指定】 2022年7月1日、銀山温泉に日本建築美を愉しむ温泉宿「本館古勢起屋」が誕生!


銀山温泉に日本建築美を愉しむ温泉宿誕生「本館古勢起屋」


情緒あふれる大正ロマンの街並みで知られる銀山温泉に2022年7月1日、銀山荘グループ(山形県/尾花沢市)が新たに手掛ける日本の時代建築美を愉しむ「本館古勢起屋」が誕生します。

「本館古勢起屋」は今からおよそ100年前の大正・昭和初期、日本の建築様式に大きな影響を与えたアール デコ様式で建てられた貴重な歴史的建造物を、名工の手によって現代に蘇らせた時代宿です。

全14室ある部屋は川または山側に面し、おふたりでのご利用に最適なツインベッドのある和洋室をはじめ、歴代の匠の技をそのままに残した純和室の2タイプ。

1階には土間と囲炉裏のあるロビーラウンジの他、書家でもあった先代にちなんだ格調高い硯石を使用したお風呂と、かつての銀山温泉の様式を再現したレトロな大正風呂を復刻。

お食事は滞在中の飲食すべてがご宿泊料金に含まれたオールインクルーシブで、夕食は温泉街の登録飲食店にて召し上がることが出来る自由スタイルです。

時代を超え古き良き湯治場時代の❝銀山ぶらり❞を追体験する、きっと懐かしくて新しい旅になることでしょう。


登録有形文化財指定「本館古勢起屋」



登録有形文化財は築50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを貴重な建造物として保存し、 地域の資産として活かす制度です。「本館古勢起屋」はその歴史的価値から、登録有形文化財に指定されています。


​​~アール デコを和の感性で再構築した「ジャパン デコ」~



19世紀末から20世紀初頭にかけヨーロッパで盛んになった芸術運動アール ヌーボーに代わり、1920~30年代にフランスで発祥し、アメリカで栄えたアール デコは、それまでの華美な装飾を省いた商業デザインの先駆けともいえる様式でした。

シンメトリーで端正なアール デコのデザインは、日本の建築にも大きな影響を与え、大正・昭和の戦前期には日本の職人達の手によって、この様式を和の感性で再構築したジャパン デコ、いわゆる<洋風の和館建築>が盛んに造られました。

「本館古勢起屋」が建てられたのもその頃です。当館は建物の特徴から、時代によって建て増しが行われ、1・2Fは大正期、3Fは昭和初期に造られたものだと推定されています。


~当時の佇まいをできるだけそのままに再現~

かつて銀山温泉の多くの建物は自分の所有する裏山から伐り出した木材によって建築や修復がされていました。そのため建材の品質は一様ではなく、長年に渡って愛され継がれた建物は違う時代の様式が同居する独特の景観となりました。

これにならい「本館古勢起屋」の改修では出来る限り古材を再利用し、日本の伝統工法である「木組み」の技を用いるなど当時そのままの佇まいを再現。やむを得ず新材を一部使用した部分についても、当地の建物の風格である時が育てる味わいを尊重し、着彩等を行わず色の違いをあえてそのまま残しています。





【お部屋】日本建築美を愉しむレトロな優雅

◎川側和洋室

銀山川を見下ろす温泉街に面したお部屋は、フローリングにセミダブルベッド2台を設置した和洋室。川に面し取り付けられたレトロな歪みガラスの格子窓は、夏場には解放感あふれる縁側欄干に。古い絵はがきの世界そのままの情緒あふれる寛ぎを楽しめます。

◎山側和洋室

季節の彩りを望む山側の部屋には、温泉池のある中庭の景色を観ることが出来るタイプもあります。ステンドグラスやアンティークのベッドボードなど、大正ロマン風のシックなインテリアに旅心そそられるひとときを楽しんで下さい。

◎川側和室

「本館古勢起屋」の建築に関わった歴代の職人達の技とこだわりをできるだけそのままに残した純和室。当時の匠の自由闊達な遊び心や、日本建築の様式美など、時代に愛されてきた銀山温泉の歴史ロマンを堪能出来ます。


古き良き銀山温泉の佇まいを再現した、有形登録文化財の宿





【お食事】予算を気にせず楽しめる、自由な温泉街インクルーシブ

当地での予算を気にせず銀山温泉の寛ぎをゆったりとご満喫いただくために、ご滞在中の飲食はあらかじめご宿泊料金に含まれたオールインクルーシブを採用。館内のアルコールを含むドリンクは、ロビーラウンジに設置したドリンクバーでいつでも気軽に楽しめます。

夕食は温泉街にある登録飲食店(2店舗)に散策気分でぶらりと出向いて、その日の気分でお好きなものを食すことのできる自由スタイルです。季節や時間帯、また天候によっても異なる銀山温泉の情緒を、お二人でご一緒にどうぞ・・・。

料理には名物の山形黒毛和牛をはじめ、地元食材による郷土料理、店舗毎に異なる季節の自慢メニューなどが用意されています。

※朝食は館内にて用意。



【お風呂】書をモチーフにした「黒」のお風呂

書家でもあった当館先代の仕事部屋跡に造られたお風呂は、その由来にちなみ湯船に高級感あふれる硯石を使用。深い「黒」を基調にした格調高い和の雰囲気です。

壁には書をモチーフにしたインテリアも配し、スタイリッシュな空間を演出。静謐でアートな佇まいの中、歴史ある温泉のぬくもりを心ゆくまで体験できます。



【お風呂】銀山の歴史を再現した「白」のお風呂

かつて銀山温泉の宿では、所有する源泉が温泉街の中心部を流れる銀山川の川底から湧出していたことから、湯船を源泉に近い階段を降りた低い場所に設けていました。これちなみ、湯船をあえて昔の造りと同じ様式で再現。

銀山温泉に降る雪を模した量感あふれるレトロな白いタイル貼りで、昔ながらの佇まいを再現した風雅なお風呂です。



【ロビーラウンジ】土間と囲炉裏のあるレトロモダンラウンジ

エントランスから続くロビーフロアには、銀山温泉のテーマカラーである赤い「さび石色」の土間と囲炉裏のあるモダンラウンジをレイアウト。ラウンジ奥には温泉池のある中庭の景色もご覧になれます。

滞在中、自由に利用できるセルフスタイルのフリードリンクを楽しみながら、光が遊ぶ庭の景色に心休める寛ぎのひとときを過ごしてみて下さい。

ご来館お待ちしております。



■『本館古勢起屋』概要

所在地:〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑412

お電話:0237-28-2322(代表)

開業:2022年7月(予定)

客室数:14部屋

施設:客室、ロビーラウンジ、内湯(硯風呂・大正風呂)



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



銀山温泉 アーカイブリンク記事をご覧ください


ZIPANG-2 TOKIO 2020  ~芭蕉ゆかりの尾花沢~ 「雪とすいかと花笠と大正ロマンの銀山温泉(その1)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4576828


ZIPANG-2 TOKIO 2020~銀山温泉500年の歴史物語り~ 「 花笠おどり発祥の地 ・尾花沢(山形) ・ 大正浪漫の銀山温泉街は川辺リのそぞろ歩きと湯花香る天然温泉(その2)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4590255


ZIPANG-4 TOKIO 2020 環境省 チーム 新・湯治とは 「第6回セミナー、現代人の生活に"寄り添う温泉"」開催
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7740167



※現在、1700件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


最新の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


最近の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/

ZIPANG-6 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

0コメント

  • 1000 / 1000