ZIPANG-6 TOKIO 2020 天空のいやしろち 車山神社

春夏秋冬、様々な表情を見せてくれる長野県 車山高原。
そんな観光地としても人気の高い車山高原の頂上に 「車山神社」が建立されております。



御祭神

御祭神は大山津見神と建御名方神をお祀りし、日本を代表する山々を見守っておられます。
神社が建立してある車山高原山頂からは、まるで天上の世界のような雲海を見渡すと、その厳しい寒さは足元から脳天を貫く高揚感から、唯、ひたすら、その場に居合わす有難さに忘我の境地に至るであろう。

流石に早朝、しかも零下20度の世界!それなりの覚悟と信仰心が必要です。


新年の平安をお祈りする「初日の出ご祈祷祭」を実施!



2022年1月1日
車山神社にて、新年のご多幸と平安をお祈りする祈願祭を執り行いました。
マイナス20℃の極寒の中、沢山の方のご参加を賜りましたことを大変嬉しく思っております。
皆様にとって令和四年が、豊かで実りある一年になりますことを心より願っております。

車山神社


お正月限定御朱印の販売実施!

お正月限定御朱印の販売を実施しました。


通年デザイン 御朱印


その他の授与品

「天空絵馬」「導きの木札」幸運の木札で更なる幸福を掴みましょう。


由緒について


車山神社の歴史


車山神社(くるまやまじんじゃ)は、縄文時代から日本中の山々を遥拝する場所でもあり、祭事場、聖地とされてきました。この周辺では、祀りに使う宝具や呪具が出土しています。


当時の人々は、さまざまな恵みを与えてくれる豊かな自然環境の中に神秘的な力を認め、それに対する「畏敬の念(いけい)」に導かれるがままに、この車山神社を建立したと思われます。

また、この車山の地には「天狗伝説」があり、天狗が山で迷った人々を「導きの火」を灯して、目的地まで導いたと言われています。

車山神社の創建時期は分かっていませんが、祀られているのは天狗伝説の「天狗様」と山の総元締といえる「大山祇命(おおやまつみのみこと)」そして「諏訪大社」に祀っている「建御名方命(たけみなかたのみこと)」を御神体として祀っており、山々を訪れる人々の安全と平安を守り続けているのです。


ここにある意味


日本百名山・霧ヶ峰の最高峰、標高一九二五メートルの車山山頂という神秘的な高地にあることから【天空のいやろしち】として親しまれてきました。

初春の観光客、冬のスキーヤー、スノーボーダーなど、一年を通して様々な年代の人で賑わっています。

車山神社は「天空神社」とも呼ばれ、手を合わせ自然界に感謝すると、こころが晴れやかになり、様々な願い事が叶うと多くの方が参拝されております。自然と調和する悠久の時を感じるこの場所で、日本中の山々、自然界に感謝し、あなたの願い事が叶いますように・・・


唯一、大木は「山頂に登り神」となる

天空の御柱『御柱祭』


諏訪大社の御柱祭と同じ年の八月下旬から十月にかけて、各地域の神社での御柱祭(小宮祭)が始まります。

斎行される御柱祭・小宮祭の神事のほとんどが奥山から里へと大木を曳き降ろす祭りですが、ここ車山の小宮祭は唯一、山の急斜面や岩を越えて山頂を目指す、数多の小宮祭の中でも大変珍しいとされる御柱の曳き上げを行います。


標高一八〇〇メートルのから一九二五メートルの山頂まで、願いをひとつにして曳いた大木はやがて「山頂に登り神となる」、これが天空の御柱といわれる所以です。


祭典と催し

山開き祭

春季


車山高原の山開きに際して、氏子の皆様や登山をされる方々の安全を祈願するお祭りです。
お祀りしている山の神様「大山祇命」に、新緑の芽吹きに感謝と繁栄を祈念する意味もあるとされます。


冬の山開き祭

冬季


車山高原スキー場の開園に際して、氏子の皆様やスタッフの方、スキーヤーの安全を祈願するお祭りです。


車山火祭り

冬季


この車山高原には約400百年以上前から天狗様が存在し、山々を守り、人々を導いてきた「天狗伝説」が伝わっております。この天狗伝説を後世に残すべく、令和4年2月12日㈯天狗をモチーフとし、伝統を革新させる音楽・アート・芸能などの様々な表現を集結させて、 大自然のエネルギーを五感で感じる「車山神社 車山火祭り」が開催されます。

【天狗伝説とは】

ある冬の日、車山高原に一人の僧侶が迷い込みました。吹雪の寒さで息絶えそうになった時、遠く先に光。この時僧侶は雪に残る足跡を見て、車山の天狗様だと確信しました。この導きの光こそ、天狗様が灯す火柱。その火によってこれまで多くの方が助かったそうです。

こういった背景から、「天狗様の火柱は災難から身守り、人生の導きをしてくれる」と言い伝えられています。


次回「車山神社 車山火祭り」に続く・・・



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

車山高原SKYPARK RESORT 391-0301 長野県茅野市北山3413 電話:0266-68-2626

車山神社 391-0301 長野県茅野市北山3413 電話:0266-68-2626



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



長野県 アーカイブ リンク記事をご覧ください。


ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~木曽谷の森林・林業の歴史~ 「木の適材適所は素戔男尊(スサノヲノミコト)が宣われました『檜は建築材に』・・・日本書紀」

https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5943170/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 古木を使い商業空間の設計・施工「 長野県小谷村にある 『 道の駅小谷 』 リニューアル・グランドオープン 」

https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8190717/


ZIPANG-5 TOKIO 2020自然と一体の新長野県立美術館。その建築、スタッフユニフォームに関連した展覧会など、6月19日(土)から開催!

https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/18559197/



※現在、1600件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。 


最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)

https://tokyo2020-6.themedia.jp/


最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)

https://tokyo2020-5.themedia.jp/


250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)

https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)

https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

0コメント

  • 1000 / 1000